2011年1月2日日曜日

Google App Engine web2py アプリケーション

web2pyはアプリケーションをGoogle App Engine で動かせるように仕掛けが用意されているがなかなかうまく行かなかったのだが、Version 1.91.5 (2010-12-28 22:12:09)で簡単に動かせたのでログしておきます。私はマックで実行しましたが、Windowsもソースで実行すれば問題ないのではと推測します。


dev_appengine.pyやappcfg.pyを直接にいじる必要がなくなりました。


まず、環境を作ります。
http://wiki.web2py.com/Deploying_web2py_on_Google_App_Engine_GAE_からの引用です。

  1. http://code.google.com/appengine/downloads.htmlからpythonのSDK(Google App Engine SDK for Python)をダウンロードして/projectに解凍します。
  2. http://www.web2py.com/examples/static/web2py_src.zipからweb2pyのソース版をダウンロードして、/web2py に解凍します。
  3. ディレクトリは /project/google_engine と /project/web2py になります。web2pyの下にはpythonのソースプログラムがずらりと並びます。このなかにweb2py.pyがあります(windows版やMac版とはここが違います)。
  4. ディレクトリをweb2pyに移動して python2.5 web2py.py します。わたしはマックを使っているので、こんな具合になりました。


ローカルなサーバーが起動して、次の画面が表示されますから、Choose Passwordに適当な管理者パスワードを設定します。このパスワードはサーバーが起動するたびに要求されます。

start serverボタンをクリックするとブラウザーにweb2pyのローカルなホームページが表示されます。
(default.py をすこしいじったのでメッセージはよけいな文字が出ています。)
Readmeの4行目click here for the administrative interfaceをクリックします。
先ほどの管理者パスワードの要求に応えると管理者画面が表示されます。
この画面でアプリケーションの開発をします。
画面の左下にDeploy on Google App Engineがあります。このdeployボタンをクリックします。
appcfg.pyのパスとdeployするアプリケーションを設定して、あとはGAE Emailと GAE Passwordを入力します。
このメールアドレスとパスワードをなんど入れてもinvalid mail addressになっていたのですが、なんとこの二つのフィールドにメールアドレスを入れると正しくアップロードできます。これがこのブログの味噌です。今のバージョンでたまたまなのでいずれ正しいパスワードが必要になるのかもしれません。
web2pyのユーザーグループで発見したものです。Deploying application on GAE using the deploy buttonでユーザーグループを検索してください。

それからapp.yamlを更新するのを忘れないようにしてください。
データベースがらみの試験は別の機会に。

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